樋口美沙緒の日記です
沖縄の日記 その2・国際通り
帰省したら大体一度か二度は行く、国際通り。別名、お土産通り。
別名のとおり、正直、お土産物屋さんばかりの観光客向けの場所で、ジモティにはあまり縁がない。
しかし高校生の時、学校が近かったので帰り道にいつも歩いていたこともあって懐かしく、なんとなく歩きに行く。
毎年のようにそこでその夏に着るムームーを買う。
一枚1000円、ちょう適当縫製。でも、涼しいのよ。
だから夏場は部屋着はムームー。

ところで、五月の沖縄、私には結構寒い。
私はものすごい寒がりでして、夏も真夏までは冬用の羽毛布団で普段から寝ている。
そのため先日行った波照間では夏用布団しか宿になく、寒くて寒くてフリースのパーカーにデニレギと靴下で寝た。
隣でかあさんは布団を掛けずに半袖パジャマで寝ていたので、体感温度の差がすごいと分かった。

実は今もこの日記、冬に着ていた起毛のカーディガンを着て書いている。

そんな私が国際通りに行ったのは、一つはマッサージを受けにだ。
仕事の合間で暇ができたら、すぐにマッサージとか鍼灸とかアロマなんちゃらとか、リラクゼーションとか、フェイシャルエステとか、とにかくリラックスして眠れそうなところとか体をほぐしてくれるところに行くのが癖だ。
気に入ったところには何度も通うが、沖縄には行きつけはない。
そこでこれまでなんとなく避けていたタイ古式マッサージに行ってみた。
なんか痛そうなのでやめとこ……っていつも避けていたのだけど、こんな機会でもなければ行かないわね(べつに行かなきゃならないわけでもないと思うが)と思い、行ってきた。

結論からいうと、(ってこれ最近よく使ってない?この言い回し)古式マッサージは痛かったが気持ち良かった。
しかしそれよりなにより、寒かった。
部屋が!
寒かった…………。
しかし一部屋ごとにクーラーがあるわけではないようだったので、切ってくれとは言えず、最初は「あの、少し下げてもらえますか」と言った。
お姉さんはいい方ですぐ下げてくださった。
ところがそれでも寒い。マッサージをされたり、ハーブで温めてくれたりして一瞬温まるが、お姉さんの手が離れるや、そこからすぐに冷えていき、これではマッサージの意味はないし、ストレッチの際に必要以上に筋肉が固くなって痛めてしまいそうで恐ろしく、結局途中でもう一度「寒くてですね」と言ったら、とめてくださった。
それでようやく、マッサージを気持ち良く受けられたのだが、お姉さんはちっとも寒そうじゃなかったので、私の体感温度が低すぎるんだろうなあというのは分かった。申し訳なかった。

人の家に泊まる時や、あちこち出かけるとき、たぶん寒い思いをするだろうなあと思うので、そういう時用のものを用意していくことが多くなっており、不意打ちで友達の家に泊まる時、寒くて眠れないこともままある。
普通の人は全然寒くないのに寒かったりする、そんな私は、冬場は湯たんぽ2つに羽毛布団に毛布二枚、毛布敷きパッドで寝ているが、沖縄にも湯たんぽを持ってきた。

さすがに使わないだろうと、波照間には持っていかなかったが、そしたら寒かったのでペットボトルにお湯を入れて抱いて寝た。
……南国なのか、南国じゃないのか。

あ、国際通りのこと書くつもりだったのに。寒がりについて書いてしまった。

言いたかったのはマッサージの他に、最近那覇国際通りにできたというあにめいとさんにも行ったという話だ。
一気に日常に戻されました。
高校時代にこの本屋があったら、私は通い倒していたな。
ムームーは自分には買わず母親に買って帰った。なんか、一枚しかなくなったって言ってたので。

気が向いたら私が沖縄に帰ると買う物、食すものなど、また書いてみます。
正直、帰ってきても大体家で原稿書いてて、引きこもってるので、なんにも面白いことないのよ!


……そうだ。これだけは言っておかねば。
国際通りから帰るバスの中で、すんごい可愛い女子高生を見たのだ。
すんごい可愛かった。すんごいすんごい可愛かった。
車内を映すミラー(なんていうんだったかど忘れした)に映る顔をガン見した変態は私です。
若い可愛い女の子のほっぺたを触る、っていう職業がもしあったら(ねえよ)ちょっとやりたいなと思った。
ないの。そういう仕事。
ないか。ないのか。そうか。
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[日々
沖縄の日記 その1・波照間島 ~その2があるかは分からないのだよ~
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とってもかわいいです とかきながら食用かつ「買う」というシュールさ……
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書いてほしいとリクエストいただいたので調子にのって波照間のことを書きます。

波照間は「はてうるま」(果てに見える珊瑚)という意味なんだそうです。
南十字星を見に行ったのだが結論からいうと、夜は雲が出て見れなかった。
でもまあ、そんなもんかなと思っていたので残念には思わなかった。一日のうちに天気がころころ変わる。これぞ沖縄、されど沖縄という感じであったので。

外洋の海はすごかった!
生命が躍動しておった。
ニシハマのビーチは一日目遠浅になっていて(そこは常に遠浅ではあるが)珊瑚のついた岩棚の上をどこまでも歩けたので、珊瑚と珊瑚礁と一緒に生きている海の生き物を見ながら、珊瑚を避けて、じゃぶじゃぶと歩いた。
クリームソーダ色の海だった。
そして遠く珊瑚の岩棚の途切れた向こうで、外洋の恐ろしくどう猛な海が唸っていた。

かーさんが知り合いのお母さまを訪ねたいというので訪ねたら、幻のお酒、泡波をくださった。
製造量が少なく、ほとんど手に入らぬ。
最終日の夜に居酒屋で飲んだが飲みやすいさっぱりと甘い泡盛だった。

波照間には本当になにもなかった。
空港は閉鎖されていたし、集落を出るとひたすらさとうきび畑、牧場、手つかずのジャングル、野良山羊と牛とちょうちょとがいた。
日本最小のセミ、イワサキクサゼミや、おそらく本島でもあまり見ないベニモンアゲハ、ベニモンアゲハに擬態しているシロオビアゲハなどがいた。
そして野生のオオゴマダラ。
初めて野生を見た。
あわれなほどゆっくりと飛ぶチョウである。
そして面白かったのは、写真には撮れなかったが、地バチが自分の体の十倍はあるだろう大きなクモを神経麻痺させて、自分の巣に運んでいるのに遭遇したことだった。
地ハチは道路から人家の塀を越えてクモを運んでいた。
たぶん、クモに卵を産み付けるのだろう。

電動サイクルで島を回ったが、半日、いや、二時間で一周できた。
途中野良山羊に何度も出くわしたが、人にはほとんど出会わなかった。
野良山羊のなかにはどんどん近づいてきてあわや襲われかねん、という場面もあったが、かーさんはカラスに襲われていた。
大笑いしながらも、あんなに恐ろしいカラスは初めて見た。
ヒッチコックの鳥なみに、かーさんの頭めがけて滑空してきて、何度も角度を変えて付け狙われ、わたしたちはぎゃあぎゃあと叫びながら電動サイクルを強にして走り抜けた。
990円の帽子が欲しかったのだと思われる。
カラス、まじこわい。

島にはヒバリがたくさんいて、サトウキビ畑のなかに巣を作っていた。
トラクターが土を掘り起こしている後ろから、何羽ものアマサギがついてまわっていた。

甘い、南国の花の匂い――サンニンやポインセチアの原種、アカバナやブーゲンビリア、名前も知らぬ強い色の花々と一緒に、ひばあちなどのスパイシーな草の香りがし、熱っぽい湿った空気にまざって漂っている。
波音と、草のざわめく音が聞こえ、リリ、リリ、と雲雀が鳴いている。
人の声は聞こえない、波音も近いはずが遠い、不思議な島だった。
潮の香りはさほどしない。

途中でヤギが側溝に落ちていて、かわいそうだったので、近くの牧場へ人を呼びに行った。
すると、人はおらず牛ばかりがいて、わたしが「すみません」と声をかけると牛がいっせいに「モ~~~~!」と怒った声を発した。
彼らは立ち上がり、そろそろと近づいてくる。
あやしいやつめという顔をしておる。
ハッとした。
わたしはピンクの、赤とみまごうストールをつけていた。慌ててそれを紺色の帽子に隠し、彼らと眼を合わせないようにして裏に回った。
ちなみに牛はほとんど放し飼いでわたしはいつでも襲われる準備万端だった。

裏の小屋からラジオは聞こえるのに人はいなかった。
放し飼いの牛たちが見つめるなかをわたしは素知らぬ顔で戻ったが、スペインの闘牛士には絶対になれないと知る。
牛、おそろしいよ、牛!

ところで山羊のほうが人口より多いと思うと島民に言ったら真顔で「そうよ」と返される。
「食べるの?」ときくと、食用だという。
「一斤600円で買えるのよ(これは生の生きている山羊を一斤600円で買えるということ)」と言う。
ふむ……
じゃあ私がゆきちゃん、ゆきちゃんと呼びかけて愛でたあの子ヤギもいつかは山羊汁に……。

かあさんは最終日に居酒屋の人たちと仲良くなって、一人で3合の泡盛をあけ、ろれつが回らなくなっていた。
(その前にビールを4缶飲んでおった)
酒に弱いわたしは先に帰って寝た。

南十字星は見られなかったけれど、スピカやアークトゥルスなどは雲間から見えた。
こういうところで暮らしていたらどんな生活なんだろうと思いを馳せながら、島をあとにしたのであったが、帰りの石垣島でのったタクシーのおっちゃんが、きいてもないのに自らの半生など語り始める。
「ボクもよ、社長になろうかねと思った時もあったけどよ」
……これぞ沖縄、さすが沖縄。
というわけで一気に日常に戻されたのであった。

ちなみに、石垣空港で飲んだ青汁は近年、飲みやすく美味しい青汁ばかりが開発されているなか、往年の八名信夫さんの「まずい!もういっぱい!」を思い出させてくれるまずさだった……。

長命草っていってね、そのへんに生えてる草の青汁だったのよ。
しかし体には確実にいいと思うので機会があったらぜひ飲んでみてはいかがか。

海の動画なのだよ。 画質悪くてごめんよ。

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Posted by 樋口美沙緒
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[日々
【業務連絡】沖縄にしばらくいます
5/7~ 6月くらいまで(場合によっては前後します)沖縄におります。
この間直接お仕事のやりとりがある方には、あちらの住所などお伝えしておりますが、その他お仕事関係者様、お友達、なにかご用がありましたら気軽にPCメール、携帯メール、携帯にご連絡ください~。

家電話・FAXには対応できませんので、ご了承ください。

ぼんやり六月までとか思いつつ、なんとなくもっと早めに東京戻りそうな気もします。
すべて気分、というね。
最悪なね。
感じです。
帰ってきたら連絡ちょうだいの方はメールなどしといてくださいましまし。野菜ましまし。

ちょいと離島に旅立ったりもしております。
その際は連絡つきづらいかもしれません。すいません。

久しぶり?の故郷~楽しみ!
と同時に、ドラマやアニメ、ガーデニングで育ててるバラの開花などが見れなくなるなあと思ってそれだけが寂しい……チッ
あっちでもドラマやアニメやってるかな~。
Posted by 樋口美沙緒
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[その他お知らせ
山を歩いたよ。
山を歩きました。きれいでした。また行きたい。
なんかプロットのネタとか思い浮かぶかなとか思ってたけど、上り下りに必死でそんな余裕もなかった。
しかし今日ほどご飯を美味しいと思ったことは、ここ最近なかったなあ。

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